大阪でキックボクシングを楽しむアラフィフ女子の日常

大阪天王寺のビンチェレあべのというキックボクシングジムで格闘技ライフを満喫しています!

対人練習やスパーリングに思う事│ビンチェレあべの の場合


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コンタクトスポーツである、
「キックボクシング」と言うスポーツ。
更には立ち技格闘技と言われるジャンルになる。

 

そう。

 

コンタクトスポーツであり格闘技である。

倒すべき対戦相手がいるのが、
格闘技、だよね。

 

試合に出たりはしなくとも、
スパーリングをして人とやり合うことが、
一番の醍醐味とも言えるよね。

 

そのキックボクシングも、
初心者から入るとどこのジムでも
コーチにミットを持ってもらって、
パンチや蹴りのフォームを教わりながら、
コンビネーションなんかも入れて行く、
ってな練習がメインになるよね。

 

クラスレッスンをやっている
キックボクシングジムでも、
会員同士でミットを持ち合うところから、
始めたりすると思う。

 

タイ人トレーナーが主体のムエタイジムでは
クラスレッスンはやってない事の方が多いし、
ミットを会員同士で持ち合う、
という習慣がなかったりする。

 

そういう場合、ムエタイジムで良くあるのが、
ミット打ちで良い音鳴らしてストレス解消をする。
それ自体が目的になってる人も多いのよね。

 

それはそれで楽しい。
わたしも実は最初のボクシングジムは、
そんな感じだった。
ミット3Rをうまくやることが目的。
対人練習なんて、やるとも思ってなかった。

 

そしていざ、
ムエタイジムやキックボクシングジムに
入ってやってきて、スパーリングしたり、
試合に出たりするようになって。

 

正直、当時はそのオモシロさを
何にも理解しないまま、
ただ、ムキになってやってたと言える。
そんなわたしが本当に心の底から

 

立ち技格闘技、
キックボクシングって、
人と対するからこそオモシロイ!

 

って思えるようになったのは、
このジム「ビンチェレあべの」に
通うようになってようやくのこと。
初めて心の底からそう思えるようになった。


それまではずっと、
どう戦えばいいのか、
注意されることをどう修正して、
どう動けばいいのか、
なんにもさっぱりわからないまま、
試合に勝っても負けても、
なぜあんな動きしかできないのか、
謎だらけな上に痛さが勝って。
段々嫌になって、一旦やめた半年の期間が、
前のムエタイジムの時だったのよね。

 

正直、スパーリングなんて本当は、
嫌で嫌でしょうがなかった。
試合だって出たくて出ていたわけじゃない。
ただ周囲に認めてもらいたかった。
勝ちが欲しかった。
ただそれだけだった。

 

だけどそんなわたしが、
ビンチェレあべのに来て変わった。

 

キックボクシング、対人練習、
めっちゃ楽しいやん!

 

なんでだろう?
もうスパーリングも恐くない。
覚えた動きを試したくてしょうがない。
そんな気持ちが湧いてくることに、
自分でも不思議だった。

 

以前、会長に今までのこと・・・
試合もスパーリングも本当は嫌だったこと、
恐かったこと、嫌で嫌で仕方なかったこと、
そんな話した時に、
会長が言ってくれたのはこんな内容だった。

 


本来はスパーリングをやり始める前に、
しっかり受け返しの練習をやること。
受け返しの練習に慣れてくれば、
自然に身体がうごくようになる。
相手の攻撃にも反応できるようなる。
そうなってから初めて、スパーリングをやる。
慣れないうちからスパーリングをやってしまうと、
そりゃぁ、痛いや恐いが勝ちます。
恐怖心が先にそりゃぁ来ますよ。

 


そう、優しく話してくれた。
あぁ、自分の弱さじゃなかったんだ。
そう思えたらとても嬉しかった。
ちゃんと順序があったんだな。
それを飛ばしてしまってたよね。


タイ人のムエタイ戦士っていうのは、
幼い頃からムエタイを始めて、
年間ものすごい数の試合に出たりする。

 

そんな人達と、大人になってから格闘技を
始めてみた人達とはそもそも違う。

 

日本のキックボクシングだって、
子供の頃から空手をやってた人で
キックに転向してきた人と、
大人になってから初めて格闘技を、
キックを始めた人では、
そもそも教える方法が違う。

 

大人になってから始めた、
わたしのような人はちゃんと、
順序を踏んでやる必要があったんだよね。

 

わたしと同じような感覚を持って、
悩んでる人だっていると思うんだよね。


ビンチェレあべのでは、
クラスレッスンも初級・オヤジ・中級とあって、
その人のレベルに応じた内容で教えてもらえるし、
フリー練習の時に会長からみっちり、
ミットで細かなフォームや動き方を教えてもらえる。
ミットもあくまで実戦に即した動きを教えてもらえる。
例え、フィットネス目的の人にでも、
実践技術を教えることを大切にされている。

 

そして教えてもらったことは、
レッスンやフリー時間に
対人練習で試すことができる。
その時も会長がしっかり見ててくれるから、
安心して練習ができる。

 

安心して練習して、
徐々にレベルアップがはかれる。

 

だからこそ、
そのレベルアップを実感できて、
楽しく嬉しくなれるんだよね。
できる自信がつく。
それがまた、技術アップに繋がる。


まだ今わたしは、
スパーリングはあまりやってない。
受け返しの時の技術を
もう少し自分に落とし込みたい。
動けるようになりたい。

 

だけど、やりたいなぁ!
って気持ちがフツフツと湧いてきてるのを
自分でも実感していて。

 

あんなに嫌だったのに。
不思議。

 

だけどそれこそが、
このジムの良さ。
会長の魅力だなって思う。

 

これなら試合も、
安心して、
自信をもって、
出れるようになれるよね。

 

勝ったって負けたって、
次の勝ちに繋げる。
それが強さだって思うから。

 

そう思える環境こそが、大事だったんだよね。