仕事と趣味の両立。
社会人にとっては永遠のテーマ、
と言えるよね。
ただ単に、時間的な都合や、
金銭的な問題もあるけど、
仕事というものは1日が終わって、
体力的なこと以外にも、
精神的にもとっても疲れたり、
嫌な思いにさいなまれたり、
そんなことも多いわけで。
朝、やろうと決めたことなんて、
仕事が終わる夜更けには
すっかりすっ飛んでいたり・・・
するもんねぇ。
その中でも自分の場合、
「格闘技」という
しんどいこと、痛いこと、
も、あるかもしれないことを、
わざわざ仕事終わりに
やりに行くという笑
奇特な人種なのかもしれんよね笑
ストレス解消にやってる人も、
中にはいるかもしれないけれど、
選手志向でやってる人なんかは特に、
練習でうまくいかなかったりとか、
余計にストレスがたまることも多い。
だけどしんどいや痛い、
という以上に何より・・・
楽しい。
それが格闘技なのよね。
無心になって夢中になれるもの。
それがわたしにとっては、
キックボクシングの練習なのよ。
だけど仕事をこなす中で、
そんな多少のリスクもある趣味を
楽しくやり続けるには、
それ相応の「動機付け」が、
必要なのだと思う。
動機付け=モチベーション
よね。
■内発的動機付けと外発的動機付け
動機付けには、
外発的動機付けと
内発的動機付けとがあって。
長くモチベーション維持するには、
内発的動機付けが大事になってくる。
外発的動機づけとは、
評価とか外部から人為的にもたらされるものを
目標として掲げるもの。
単純に言うと、報酬と罰ってこと。
例えば試合に勝ったらご褒美がある。
試合に負けたら怒られる。
これは外発的動機づけ。
それが、
試合でKOでぶっ倒したら気持ちいだろうな。
これは内発的動機付け、と言えるだろう。
だけど試合自体を動機付けにしてしまうと、
どうしても結局は、
外発的動機付けに繋がってしまう。
それよりは、
この練習方法って楽しいよね!
この技好きだからもっとうまくなりたい!
あの動きができるようになりたい!
そういうことが、内発的動機付けとして、
モチベーション維持に繋がるのだと思う。
それらについては詳しい記事があったよ。
https://stretch-cloud.lmi.ne.jp/column/0040#6396c043f2170e3cf02d5d3e-1670828249674
こっちにはスポーツ面から書いた記事もあった。
https://www.soccer-king.jp/news/media/sk/20200317/1047258.html
これもわかりやすいね。
https://pathway.jpnsport.go.jp/sports/column11.html
■内発的動機付けに繋げる
一番上の記事に書いてある4つの内発的動機付け。
感性動機:ある一定の刺激を求める
好奇動機:既知のことや全く未知のことではなく、
適度に新しい事を知ることを求める
活動性動機・操作動機:筋肉器官を使用して
その能力を高めることを求める
認知動機:入ってくる情報をきれいに整理することを求める
考えたら今のジム、
ビンチェレあべのでの練習は
この4つの動機付けが全部実現できる。
クラスレッスンの受け返しや会長ミットでの
刺激や新しい技術の習得、
技術・能力の高まりの実感、
そして会長の技術解説で情報の整理ができて。
ジムでの自分の練習と、
上の4つの動機付けを
うまく当てはめていけば、
モチベーション維持に繋げてくことが容易にできる。
■具体的な動機付けをしてみる
例えば。
1回1回の練習に動機付け、
つまりはゴール(目標)を作ってやる。
一例としては、各曜日ごとのゴール設定。
1.月曜のフリー練習のゴール。
・会長ミットで手ごたえ掴む。
例えば動いて打つフックを上達させるとか。
新しいコンビネーションを一つ覚えるとか。
2.火曜の中級クラス参加のゴール。
・コーチングミットで前日の会長ミットのマネをする。
・月曜教わった技で受け返しの時リターンで1つでも当てよう。
とか、ね。
そしたら月曜→火曜の流れが出来る。
連続して行きたくもなるだろう。
さらには月曜のミットも集中できる。
会長への質問も具体的にできる。
内発的動機付けの設定には、
自分の特徴・特性を活かして、
個別に設定する必要がある。
そういう点では、
個人競技である格闘技は、
内発的動機付けを設定しやすいと言える。
また、内発的動機付けは
短期成果に繋がりにはくいので、
1回1回の好奇心をくすぐるような、
そんなゴール設定が必要と言える。
試合に出て勝ちたい、
という外発的動機付けを
内発的動機付けに落とし込むには、
自分にとっての一番の動機である、
「楽しい」
「刺激的」
「衝動的」
それらのキーワードに、
1回1回の練習で、
結び付ける必要があるのだ。
その、1回1回のゴールの積み重ね、
それがつまりはモチベーション維持になる。
自分を知って、
研究をして、
動機付けに落とし込む。
その先に見えるもの。
それが勝利であればいいよね。